セネガルで暮らす

青年海外協力隊2018年度1次隊として、セネガルへ。 セネガルにきてから8ヶ月。ブログ不定期で投稿してます。

結婚制度と不倫の考え方

こんにちは。


青年海外協力隊

セネガルという西アフリカの国に

派遣されている菊池彩香です。


さて、今回はこの前あった実体験から生まれた

考え方?疑問?について書きたいと思います。


まず初めにセネガルは90%以上がイスラム教の国です。

そのため一人の男性が、

四人まで妻を持つことができる

一夫多妻制(ポリガミー)をとっています。


もちろん日本では一夫一妻制(モノガミー)です。


そのためよく日本では

不倫の事がニュースになったりしています。


不倫はいつの時代も絶えないですよね。



さて、ここからが本題です。



この前知り合いから

「本当に彩香は優しいからまずは僕の彼女にならないか」

と言われました。


セネガルではもはやこういう事は

挨拶のようなものなので流しているのですが、

1つ質問をしてみました。


「でもさ、奥さんいるよね?」


すると、


「奥さんは違う所に住んでて、

僕だけ仕事があるからここに一人で住んでいるんだよ。

だからここで一緒に住んでも大丈夫。

それに僕は奥さん一人しかいないよ。


…ほう。


ここで私はある事を思いました。

日本ではきっとこういうことから

単身赴任中に浮気をする人が出てくるのではないか、と。


でも一夫多妻制であるセネガルでは、

これは浮気ということではなく、

『新たな妻』をつくることに繋がる。


同じ行為なのに、

一方は『愛人』に、

もう一方は『新たな妻』になる。

なんだか面白い。


いっそのこと日本も一夫多妻制にしたら

不倫問題が減るのではと思ったりもしました。


でもこんなこと言っている私はポリガミー反対です。


自分の愛している人が

他の人も愛しているなんて許せません。

たとえ自分が第一夫人だとしても。


子どもが欲しいのに女性側の問題で

子どもができなかったり、

経済的理由により誰かに頼らなければ生きていけないなら

ある程度は理解できます。


しかし、一夫多妻制もありなら

多夫一妻制もありにしてほしいです。


何故なら一夫多妻制だけ認められているのは

不平等だと思うからです。


何故男性だけ多くの奥さんを持つことができるのか。


女性も経済的余裕があれば持っても良いのではないか。

子どもが欲しいのに子どもができない原因は

女性ではなく、男性にある場合もあります。


もし一夫多妻制の下で生きている人の中で

子どもができない原因が男性にある場合、

その男性は結婚できないのでしょうか、

結婚しないのでしょうか。


子どもを育てる事ができるほどの財力を持って

子どもが欲しくても子どもができない。


そしたら多夫一妻制もありなのではと思いました。


話が脱線しましたが、今回思ったことは、

一夫多妻制であるイスラム教の国に

『不倫』という考え方はあるのかどうかです。


なさそう。あるんですかね。



そのうち調べてみたいと思ったトピックでした。


それでは、また!